生物学的製剤 ~アトピー性皮膚炎~
🌿アトピー性皮膚炎の生物学的製剤について
近年、アトピー性皮膚炎に対して生物学的製剤と呼ばれる新しい注射薬による治療が可能になりました。
従来のステロイドや免疫抑制薬とは異なり、アトピー性皮膚炎に関わる「特定の炎症物質(サイトカイン)」をピンポイントで抑えることで、より効果的かつ副作用の少ない治療が期待できます。
当院では、従来の外用薬や内服薬で十分な効果が得られない方に対し、最新の生物学的製剤を用いた治療を行っています。
それぞれ作用する標的や特徴が異なり、患者さんの症状やライフスタイルに合わせた選択が可能です。
当院で使用できる薬剤は以下の3種類です。
🔄各製剤の特徴と比較
| 💉 | ミチーガ(nemolizumab) | デュピクセント(dupilumab) | イブグリース(tralokinumab) |
|---|---|---|---|
| 標的 | IL-31受容体A | IL-4・IL-13(炎症全体) | IL-13(炎症) |
| 主な特徴 | 🌙強いかゆみ軽減作用 | 👶生後6か月の赤ちゃんから使用可能 | 📅 症状に応じて注射間隔を調整可能 |
| 投与間隔 | 4週に1回 | 2週に1回 | 2~4週に1回(維持期) |
💉 各薬剤について詳しくはこちら
👉 デュピクセント
👉ミチーガ
費用について
これらの薬は高額療養費制度や公費(小児などへの助成)、会社からの付加給付などの対象となる場合も多く、自己負担額は患者さんの収入や保険の種類によって変わります。
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自己負担はおおむね 1万円台~2万円台/月 程度で継続可能なことが多いです。
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小児の方は医療費助成制度により自己負担がさらに軽減される場合があります。
※実際のご負担額は年齢・所得・保険種別により異なりますので、詳細は各薬剤のwebサイトなどからが理解しやすいです。
🩺 当院での治療について
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「かゆみで眠れない」
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「薬を塗ってもなかなか改善しない」
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「皮疹をかきこわしてしまう」
こうしたお悩みに対し、生物学的製剤は新しい治療の選択肢となります。
患者さんの年齢・症状・ライフスタイルに合わせて、最適な薬剤を一緒に選んでいきます。
お気軽にご相談ください。
💉 各薬剤について詳しくはこちら
👉 デュピクセント
👉ミチーガ
