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水虫・爪白癬

水虫・爪白癬の治療白癬菌(はくせんきん)という真菌が足の指や裏など皮膚の角質や皮下組織に感染する事によって炎症などが起きます。一般には水虫という通称で呼ばれています。

原因

通気性の悪い靴を長時間履いている方、共用のバスマットを使用している方など白癬菌が繁殖しやすい環境にあると感染しやすくなります。

治療

抗真菌薬の内服・外用で治療いたします。症状に合わせてルリコナゾール軟膏・クリーム、ケトコナゾールクリームなど塗布剤で治療を行います。

爪水虫・爪白癬に関しては、肝障害などがない限り、内服のほうがおすすめです。なぜかというと塗り薬は1年間頑張って使用し続けても完全治癒率15%と低いのです。それに比べ、一番新しい抗真菌内服薬であるネイリン(ホスラブコナゾール)は3か月内服継続すると1年後には完全治癒率59%(有効率は94%)と効果が高いです。高脂血症の薬などを内服されている方は水虫薬を内服できないので、相談して3か月だけ内服を中止できるか内科の先生と相談が必要となります。ワーファリンやミダゾラムなどの内服をしていても併用できないのでその場合は外用薬を選択することもあります。そのほか昔からの内服薬は効果はやや劣るのですがジェネリックもあり価格が安いので、そちらを選ぶことも可能です。また内服中に副作用として肝障害がでるかどうか採血検査での確認が必要なこともあります。最近の研究ではご高齢の方はその副作用があらわれにくいといわれています。

もちろんもともと肝疾患や肝障害がある方に関しては外用薬を根気強くやっていくのがおすすめですよ。

水虫かもと思ったらお気軽に相談してくださいね。

 

水虫の市販薬への愚痴は院長ブログにて・・・

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