イブグリース
💉イブグリース(ebglyss)|2024年登場の新しいアトピー性皮膚炎治療薬
2024年5月に登場した「イブグリース(一般名:レブリキズマブ)」は、中等症〜重症のアトピー性皮膚炎のための注射薬です。
今までの治療で十分な効果が得られなかった方のために、新しいアプローチで炎症を抑えることが期待されています。
💊有効成分:レブリキズマブ(lebrikizumab)
イブグリースの有効成分であるレブリキズマブは、IL-13の働きをブロックする抗体医薬品です。
これまでの治療とは異なるアプローチで、アトピー性皮膚炎の炎症サイクルにアプローチします。
🔬イブグリースの働き(作用メカニズム)
アトピー性皮膚炎の「かゆみ」や「赤み」の主な原因のひとつが、IL-13(インターロイキン13)という炎症に関わる物質です。
イブグリースはこのIL-13だけをピンポイントで抑えることで、以下のような症状を改善します。
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✔️ かゆみの軽減
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✔️ 湿疹・赤みの改善
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✔️ 皮膚のバリア機能の回復
IL-13に対して非常に高い親和性(=効果を発揮しやすい)を持っており、持続時間も長いのが特徴です。
👤対象となる方
イブグリースは、次のような患者さんに適応があります:
12歳以上かつ体重40kg以上で
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✔️ アトピー性皮膚炎が中等症~重症である方
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✔️ 既存の外用薬や内服薬では効果が不十分だった方
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✔️ かゆみや炎症が生活に大きな影響を及ぼしている方
治療の可否については、診察時に医師が総合的に判断いたします。
💉投与方法と治療スケジュール
イブグリースは皮下注射で投与します。
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最初・2回目の投与は医療機関で実施
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その後、自己注射に移行できる場合もあります
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通常は最初の1ヶ月は必ず2週間ごと、その後は2週間ごともしくは月1回の投与も可能
※詳しいスケジュールは症状に応じて調整されます。
🌟期待される効果
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持続的なかゆみの軽減
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湿疹・赤みなどの皮膚症状の改善
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睡眠の質や生活の快適さの向上
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外用薬の使用量の軽減 などが期待されます
実際の効果は個人差がありますが、多くの方に日常生活の質(QOL)の改善が見込まれます。
⚠️副作用・注意点
イブグリースによる主な副作用としては、以下のようなものがあります。
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アレルギー性結膜炎・結膜炎
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注射部位の赤みや腫れ
症状の変化に気づいた際は、すぐに医師にご相談ください。
自己判断で使用を中止せず、必ず医療機関にご相談いただくことが大切です。
🔄デュピクセントとの違いは?
| 項目 | イブグリース | デュピクセント |
|---|---|---|
| 標的 | IL-13のみ | IL-4とIL-13 |
| 発売時期 | 2024年5月 | 2018年4月 |
| 作用範囲 | より選択的に炎症を抑制 | 幅広く炎症に対応 |
| 用法 | 2週~月1回注射(維持期) | 2週に1回注射 |
| 年齢 | 12歳以上 | 生後6か月以上 |
どちらが適しているかは、症状のタイプや体質、ライフスタイルによって異なります。
当院では、患者さんの状態に合わせて、医師が最適な治療をご提案いたします。
🩺アトピー性皮膚炎の治療選択肢として
イブグリースは、これまでの治療では満足のいく効果が得られなかった方にとって、新しい希望となるお薬です。
「注射って少し不安…」という方も多いかと思いますが、当院ではしっかりと説明し、サポートいたしますので、どうぞご安心ください。
気になることがあれば、まずはお気軽にご相談ください。
💉ミチーガ
