ロゼックスゲル®(メトロニダゾール)
🌸ロゼックスゲルとは?
赤ら顔・ブツブツに悩む方へ ─ 酒さ治療の新しい選択肢
ロゼックスゲルは、「酒さ(しゅさ)」という慢性的な赤ら顔やニキビのようなぶつぶつを伴う皮膚疾患に対して使用される外用抗炎症薬です(一般名:メトロニダゾール)。日本では2022年に保険適用となり、酒さ治療の新たなスタンダードとして注目されています。
🔍 酒さとは?
赤み・ほてり・ブツブツが続く皮膚炎
酒さは、30~50代の女性に多く見られ、頬・鼻・額・あごなどに慢性的な赤みやほてり、ニキビのような丘疹・膿疱が出る皮膚疾患です。見た目がにきびに似ていても、原因や治療法は異なります。
🌿ロゼックスゲルの主な作用
✅ 抗炎症作用
有効成分のメトロニダゾールが、皮膚の炎症をやわらげ、赤みやブツブツを改善します。
✅ にきびダニ(毛包虫)への作用
酒さの一因とされるにきびダニ(デモデックス)の過剰な繁殖を抑えることで、症状の悪化を防ぎます。
→ にきびダニは誰の皮膚にも常在する微小なダニですが、過剰に増えると炎症の原因となることがあります。
✅ 低刺激で使いやすい
抗菌剤やステロイドと異なり、長期使用が比較的安全とされており、皮膚にやさしい処方です。
🧴ロゼックスゲル使用方法
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1日2回(朝・夜)、洗顔後の清潔な肌に塗布します。
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赤みやブツブツのある部分を中心に、やさしく塗ってください。
💡よくあるご質問(Q&A)
Q. にきびにも効きますか?
A. にきびとは原因が異なりますが、赤みを伴う大人のニキビ様症状にも改善が見られる場合があります。
Q. すぐに効果は出ますか?
A. 早い方で2~4週間、通常は8週間程度で赤みや炎症の改善が見られます。
Q. 副作用はありますか?
A. 刺激感、乾燥、かゆみなどの軽い副作用が報告されていますが、ほとんどの方が継続可能です。気になる症状があればご相談ください。
🧑⚕️当院では、こんな方におすすめしています
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慢性的な赤ら顔や頬のほてりが続く方
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皮膚科で「酒さ」と診断された方
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にきび治療では改善しないブツブツにお悩みの方
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抗菌薬やステロイドの長期使用に不安がある方
📌ご注意ください
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妊娠中・授乳中の使用は医師にご相談ください
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紫外線で悪化しやすいため、日焼け止めの併用がおすすめです
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ロゼックスゲルは医師の診察・処方が必要な薬剤です
🌼まずはご相談ください
赤ら顔やニキビ様の皮疹が続くと、見た目のストレスも大きくなります。
「自分に合った治療がわからない」「にきび治療が効かない」という方も、
酒さの可能性を含めて、一度ご相談ください。
当院では、専門的な視点から症状にあった治療をご提案いたします。
📊【酒さとにきびの違い】比較表
| 特徴 | 酒さ(しゅさ) | にきび(尋常性ざ瘡) |
|---|---|---|
| 主な症状 | 赤み、ほてり、丘疹(ぶつぶつ)、毛細血管拡張 | 白ニキビ・黒ニキビ・膿をもったニキビなど |
| 発症部位 | 鼻・頬・額・あごなど顔中心 | 顔、背中、胸など皮脂分泌の多い部分 |
| 年齢層 | 成人(30〜50代)に多い | 思春期〜若年層に多い |
| 原因の一因 | 皮膚の炎症・にきびダニ(デモデックス)など | 皮脂分泌の過剰、毛穴詰まり、アクネ菌 |
| 使用薬 | メトロニダゾール(ロゼックスゲル)など | 抗菌薬、過酸化ベンゾイル、アダパレンなど |
| ステロイド使用 | 原則NG(悪化することも) | 一部で短期的に使用される場合もある |
🖼【 酒さの治療の流れ】
治療の流れ
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受診・診断
⇒ にきびではなく「酒さ」と診断されることも -
ロゼックスゲル処方
⇒ 1日2回、赤みやぶつぶつに塗布 -
約2~4週間で改善が見られる
⇒ 長期的には8週間以上かけてゆっくり改善 -
必要に応じてデモデックス検査や日焼け止め指導も行います
🩺【院長からのメッセージ】
長引く赤ら顔や、にきび治療でなかなか改善しないブツブツは、もしかすると「酒さ」かもしれません。
酒さはこれまで有効な外用薬が少なく、誤診されやすい疾患のひとつでしたが、ロゼックスゲルの登場により、治療の選択肢が広がりました。
デモデックス(にきびダニ)の関与が疑われる場合には、検査のうえ、適切な治療を行うことも可能です。
患者さま一人ひとりの肌質や症状に合わせた診療を行っておりますので、「いつもと違う肌の赤み」や「治らないにきび」にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
