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院長おすすめ爪切り

[2024.12.24]

巻き爪の説明や治療法についてはこちら

 

今巻き爪で悩んでいる方、巻き爪予防や再発予防のためにおすすめの爪切り方法があります。そして何気なく使っているその「爪切り」も選び方が重要です。

 

足の爪切り方法

まずは爪切り方法ですが、まず爪の中央部分を皮膚よりやや爪先端が出るくらいの長さでカットし、両端を爪やすりで丸めていくという方法が一番正しい切り方です。(〇スクエアオフカット)

 

 

 

 

 

 

しかし、今お持ちの爪切りではそれが難しい場合があります。一般的な爪切りは凹型の刃のものが多いので写真のようについついそのカーブに沿って角を落としてしまうのが人情ってもんです。(この爪切り方法はラウンドカットと呼ばれ、これは×)

このように角を丸く短く切りすぎると、ゆくゆくは皮膚が爪を支えることができず、皮膚のほうが爪の高さより盛り上がり、爪が伸びるのを邪魔して爪の縁が皮膚に食い込んだ状態となっていきます。そうなると陥入爪になったり、爪ががたがたになってしまいます。もしくは爪の角だけでなくすべてを皮膚より短く切ってしまうと深爪になりますが、その場合も陥入爪のリスクとなります。

なのでこの形の爪切りで足の爪を切るのはあまりおすすめしません。

 

 

爪切り刃の種類

爪切りの刃には種類があり、凹刃、凸刃、直線刃のものがあります。

一般的に売られているのは凹刃のもの(写真左)なのですが、実は足の爪切りには直線刃(写真右)、もしくは直線刃+凸刃(写真中央)がおすすめなのです!

また、刃の切れ味も大事です。粗悪な刃を使っていたり、長年使って切れ味が悪いと、爪を切るのではなく引きちぎるような形となり、無駄な力がかかってしまい、2枚爪や割れ爪などの原因となります。

 

 

 

爪切り方法 ~まだ巻き爪になっていない方の巻き爪予防~

まだ巻き爪になっていない方の巻き爪予防としてスクエアカットをするときは、

一般的な凹型刃の爪切り+爪やすりで角を丸めるやり方でも可能です。でも爪やすりが面倒だという方には直線刃の爪切り(ニッパー)を使用すれば爪をまっすぐにきるだけなので簡単にスクエアカットができます。 

 

 

 

 

 

爪切り方法 ~すでに巻き爪の方~

すでに巻き爪になってしまっている方には一般的な凹型の爪切りだけではスクエアカットがうまくできず、逆に巻き爪が進行することもあります。

なので圧倒的におすすめする爪切りは直線型の爪切り(ニッパー)+凸型刃爪切りの二刀流です。

まず爪の端以外を凸型刃爪切りで切って、端(巻いている部分)に向かって直線刃で真っすぐに切りそろえます。

巻きが強い方は爪切りでやると爪が割れてしまうので、はじめは端を爪やすりで削ったほうがよいでしょう。そして矯正器具や手術などで巻きが軽症となったあとは、凸刃と直線刃で再発しないように正しいスクエアカットをおこないましょう。

 

貝印の巻き爪用爪切りなどがネットなどでも手に入りやすいです。

 

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