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乳児苺状血管腫の症状経過(一例)

[2025.01.30]

※これはあくまで一例です。血管腫のできた部位や大きさ、隆起、局面型や腫瘤型などのタイプ、など様々な条件によって治療方針は変わりますので、今まさに苺状血管腫で悩んでいる方はかかっている医師と相談しながら治療方法を決定してください。悩んでいるどなたかの為になったらと思い写真を載せていますが、削除するかもしれません。

 

わたしの子供の経過としては生後2~3週間では赤い点々がおなかにできてきたな、もしやこれは、、、と思っていたら案の定生後1か月には境界明瞭な真っ赤な隆起になりました。(以下の写真は血管腫を撮ったものではなく普通の写真に血管腫がうつっているものをチョイスしているだけなので、見にくいですが載せておきます。)

(生後2週)

(その翌日)

(生後4週)

(生後5週)

早く病院へいきたいと思いつつ、産後自分の体の回復が遅く20分以上座っていられなかったのと(車で20分以上運転が必要な場所にしか治療できる病院がなかった)、身内の不幸があったりして、受診が遅れてしまいました。隆起していないときに受診したかった・・・。

(生後3か月。隆起してきています。)

生後4か月で病院の予約をとり、ようやく受診することができました。2週ごとにドライアイスの圧抵療法とVビームレーザー照射を行いました。もう増殖期のピークを過ぎ、サイズ不変でしたので、ヘマンジオルシロップは1日1㎎/㎏の量で入院せず内服開始しました。

(生後4か月と数週。この前後に治療開始。これがピーク時です。)

非露出部の、母指頭大の局面型の血管腫で、どんどんサイズは退縮し色調も薄くなったので3か月程度でヘマンジオルシロップの内服は終了となりました。

(生後7か月。隆起はおさまり周囲から退色してきています)

(生後9か月)

その後隆起がなくなってからも赤みがあるうちは3~5週程度の頻度でレーザー照射を行いました。

(1歳6か月)

いまは少し色が残る程度で隆起はありませんが、周囲の皮膚とは若干テクスチャーは異なります。いったん伸びたあとの皮膚なのでハリがない感じです。

やはりもう少し早めに受診したかったなというのが本音ですが、自分の身体的不調と精神状態、病院との距離関係などで受診タイミングが遅れました。そのようなお母さんお父さんは多いと思います。苺状血管腫に対して知識がなければもっと遅かったかもしれないので、皆様にも知ってほしいです。

 

これはあくまで一例です。血管腫のできた部位や大きさ、隆起、局面型や腫瘤型などのタイプ、など様々な条件によって治療方針は変わりますので、今まさに苺状血管腫で悩んでいる方はかかっている医師と相談しながら治療方法を決定してください。悩んでいるどなたかの為になったらと思い写真を載せていますが、削除するかもしれません。

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