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VビームⅡ

Vbeam™ IIは、Candela社が製造している医療用レーザー装置で、厚生労働省が認可した医療機器です。

 

血管性疾患や皮膚の色素沈着などの治療に使用されます。血管内にあるヘモグロビンに反応して血管を壊し、これにより、非常に正確なターゲット治療が可能であり、周囲の正常組織をほとんど傷つけずに治療を行うことができます。また、VビームⅡは熱作用によって皮膚組織の再生を促せるので、コラーゲンやエラスチンなど肌に大切な成分を作られやすくします。繰り返し施術することで小ジワや肌のキメ、ハリにもアプローチできます。

治療適応となる疾患

・血管腫(単純性血管腫、苺状血管腫、老人性血管腫)

・毛細血管拡張症(赤ら顔、小鼻の赤み)、にきびあとなどによる赤み、静脈湖など

VビームⅡによるレーザー治療は単純性血管腫・苺状血管腫・毛細血管拡張症に限り保険適応となります。そのほかは自費診療となります。苺状血管腫の場合急速に増大することがあるのでヘマンジオルシロップなどの内服が必要になることがあります。

VビームⅡの施術頻度は保険適用の場合は基本的に3か月、自由診療の場合は2~4週間です。このように保険診療では回数や再照射までの期間に制限がありますが、自費の場合は柔軟に対応することができます。具体的な治療スケジュールについては、専門の皮膚科医が適切な診断と治療計画を立て、Vbeam™ IIを使用して患者の個別の皮膚状態に合わせた治療を行います。

副作用・ダウンタイム

  • 痛み:照射時に輪ゴムで弾かれるような軽い痛みがあります。大人の方は麻酔なしで行います。
  • 赤み:照射部位に一致して、赤みが生じます。3日程でうすくなります。
  • 浮腫:照射部位に一致して、むくみや軽度の盛り上がりが生じます。2日程で消えます。
  • 内出血:照射部位に一致して紫色の内出血の跡が生じることがあります。2週間程で消えます。
  • 水疱:かなりまれですが、生じた場合当院へなるべく早く再診してください。

   施術後、外用治療について説明しますのでそのとおり外用、遮光を継続し、経過観察のための外来受診をお願いします。

照射できない方

妊娠中の方、激しく日焼けしたあとの方、光線過敏の方

日常生活で気を付けること

・洗顔、メイク 当日から可能ですが、肌への負担を軽減するためお控えいただくことを推奨しております。

・飲酒 施術当日はお控えください。

・入浴 シャワーは当日から可能ですが、湯船に浸かるのはお控えください。

・運動 施術当日の運動はお控えください。

・日焼け 施術前後は日焼け止めや帽子などを使って紫外線対策を行ってください。日焼け止めは施術直後から利用できます。

・照射後、炎症をおさえる塗り薬や飲み薬が処方されることがあります。医師の指示に従って服用ください。

 

 

 

 

料金

赤ら顔や鼻周りの赤み、老人性血管腫など自費診療についての料金はこちら

部位Vビーム照射料金 
顔や体の
老人性血管腫
1か所3300円
2か所以上は
1か所につき2200円追加
鼻・鼻翼周囲の
血管拡張・赤み
6600円
頬+鼻の赤み13200円
全顔
(看護師施術)
22000円
※オプション 施術前の麻酔クリーム2200円
診察料初診料3300円
再診料1100円

 

単純性血管腫、苺状血管腫、毛細血管拡張症など保険診療についての料金はこちら

保険適応の場合
照射面積
3割負担の場合1割負担の場合
~10㎠約8100円約2700円
~20㎠約9600円約3300円
~30㎠約11100円約3800円
以降10㎠
増えるごとに
およそ1500円ずつUPおよそ500円ずつUP
0~3歳児乳幼児加算あり

 

回数・治療間隔

単純性血管腫や苺状血管腫については10回以上必要です。間隔については病変の大きさや盛り上がりの程度によりますが2週~3か月程度間隔をあけます。

毛細血管拡張症は1回で十分効果のある方もいれば5回以上必要な方もおられます。3か月間隔をあけます。

 

自費診療については基本的に1か月に1回程度病変が消失するまで行います。病変の大きさなどにもよりますが3~10回程度必要です。

 

 

 

症例提示

苦手な方はお控えください。

苺状血管腫(乳児血管腫)

毛細血管拡張

ざ瘡

ざ瘡後紅斑

 

<Vビーム2について>

・未承認医薬品等(異なる目的での使用)

Vビーム2は医薬品医療機器等法において、その他の皮膚良性血管病変治療について承認されていますが、その他の目的の使用については国内で承認されていません。

・入手経路等

国内のCANDELA社より国内の承認機器を仕入れています。

・国内の承認医薬品の有無

国内で同程度の効能・効果で承認されている承認医薬品等はありません。

・諸外国における安全性などに係る情報

米国FDAにて承認されています。

 

顔の赤みや赤いイボなどのご相談はお気軽にお申し付けください。

 

 

 

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