イソトレチノインで「身長が伸びなくなる」??
はじめに:イソトレチノインと身長への影響について
イソトレチノインによるニキビ治療について、保護者の方から「成長期に服用することで、身長の伸びに影響することはないのでしょうか」というご相談を受けることがあります。
実際、イソトレチノインには、非常にまれではあるものの骨端線(成長板)の早期閉鎖が報告されており、成長期のお子さんへの使用を検討する際には気になる副作用の一つです。
一方で、近年になって、思春期にイソトレチノインを使用した患者さんの最終的な成人身長を大規模に調査した研究が相次いで発表されています。これらの研究からは、従来の症例報告だけでは分からなかった、イソトレチノインと「最終身長」との関係について、より具体的な情報が得られるようになってきました。
そこで本稿では、保護者の方から実際にいただいたご心配をきっかけに、イソトレチノインが成長や身長に与える影響について、これまでに報告された症例、薬理学的な機序、FDAの安全性情報、そして2025~2026年に発表された最新の大規模研究までを含めて詳しく整理します。
「骨端線早期閉鎖の報告がある」という事実と、「最終成人身長への影響は認められていない」という最新の研究結果を分けて考えることで、イソトレチノインと成長について、より正確に理解していただければと思います。
イソトレチノインで「身長が伸びなくなる」?
成長・骨端線への影響について、医学論文から詳しく解説します
【結論】
イソトレチノインには、非常にまれではあるものの、成長期の「骨端線(成長板)」に影響し、骨端線が早期に閉鎖する可能性が報告されています。
一方で、近年発表された大規模な研究では、思春期にニキビ治療としてイソトレチノインを使用した人が、成人になったときの最終身長が低くなるという明らかな関連は認められていません。
2025年の研究では、イソトレチノイン治療後に一時的な身長増加速度の低下が認められたものの、18歳時点の最終身長には有意差がありませんでした。さらに2026年に発表されたデンマークの約38万人を対象とした大規模研究でも、イソトレチノイン使用者の成人身長は対照群と比べて低くありませんでした。
したがって現在の医学的なエビデンスを総合すると、
「イソトレチノインを飲むと身長が伸びなくなる」わけではありません。「骨端線の閉鎖」がそのままイコール「身長が伸びなくなる」ととらえられがちですが、そうではないということです。
しかし特に、思春期前(10代より前)の低年齢での使用、高用量・長期間の投与では、より慎重に考える必要があります。
1.なぜイソトレチノインが「身長」に影響する可能性があるのでしょうか?
イソトレチノイン(isotretinoin)は、ビタミンAの誘導体であるレチノイドの一種です。
ニキビに対して非常に高い治療効果を持つ一方、レチノイドは骨や軟骨にも作用することが知られています。
身長が伸びるためには、長い骨の端にある 成長板(growth plate、骨端線)で軟骨が増殖・成熟し、それが骨に置き換わっていく必要があります。
成長板では、
-
軟骨細胞の増殖
-
軟骨基質の産生
-
軟骨細胞の肥大・成熟
-
骨への置換
という過程が繰り返されています。
レチノイン酸は、この軟骨細胞の増殖や分化などに影響を及ぼすことが知られているため、理論的には、過剰なレチノイド作用によって成長板の正常な働きが障害される可能性があります。
実際、過去のレビューでは、小児が高用量のイソトレチノインに曝露された場合、骨端線の早期閉鎖が起こる可能性があることが指摘されています。(ここでの高容量とは神経芽腫などに使用するような量)
ここで重要なのは、
「成長板に作用する可能性がある」ことと、「通常のニキビ治療で最終身長が低くなる」ことは同じではない
という点です。
2.「骨端線早期閉鎖」という副作用は本当に報告されている?
はい。非常にまれですが、実際に報告されています。
2021年にAlazawiらが発表した文献レビューでは、1980~2020年に公表された文献と米国FDAの有害事象報告を調査しています。
このレビューでは、18歳未満の患者について、
-
PubMedなどから得られた症例報告
-
症例シリーズ
-
関連文献
-
FDAの薬剤情報
-
FDA Adverse Event Reporting System
などを検討しました。
合計28件の文献等が対象となり、FDAには18歳未満の患者におけるイソトレチノイン関連の骨端線早期閉鎖が41件報告されていたとされています。
また、文献上確認された症例では、イソトレチノインの投与量は、
0.5 mg/kg/day~3.5 mg/kg/day
と幅があり、投与期間も数か月から数年に及んでいました。
このレビューから分かる重要な点は、
骨端線早期閉鎖は単なる理論上の可能性ではなく、実際に報告されている副作用である
ということです。
一方で、これらの報告の多くは症例報告や自発報告であり、これだけから「イソトレチノインを使用した人の何%に起こるのか」という発生頻度を正確に計算することはできません。
また、報告された症例には、ニキビ患者だけでなく、小児がんである神経芽腫に対して長期間・比較的高用量のイソトレチノインを使用した患者も含まれています。
そのため、これらの症例をそのまま一般的なニキビ治療患者に当てはめることはできません。
参考文献:
Alazawi S, Hendriksz T. Analysis of the effects of isotretinoin on the premature epiphyseal closure in pediatric populations: a literature review. J Osteopath Med. 2021;122(1):45-53.
3.通常のニキビ治療量でも骨端線への影響は起こり得る?
非常に少数ですが、通常のニキビ治療に近い投与量での症例も報告されています。
過去の症例報告では、ニキビに対して 0.5 mg/kg/day 程度の投与で骨端線の異常が認められた症例があります。
また、文献レビューでは、ニキビ治療として使用される比較的低い用量から、神経芽腫などで使用される高用量まで、さまざまな投与量で骨端線異常が報告されています。
したがって、
「ニキビ治療で使用する量なら骨端線への影響は絶対に起こらない」
とは言えません。
しかし同時に、
「通常量のイソトレチノインを飲むと、骨端線が閉じて身長が止まる」
ということを意味するわけでもありません。
実際には、症例報告からは「起こり得る」ということは分かっても、その頻度や、最終的な身長への影響までは判断できないからです。
4.特に注意が必要なのは「思春期前」の患者さん
骨端線早期閉鎖について特に興味深いデータが、神経芽腫患者を対象とした研究です。
Duvalyanらは、1991~2018年に高リスク神経芽腫と診断された患者を調査し、イソトレチノイン投与後の骨端線早期閉鎖について検討しました。
216人の患者のうち、3人(1.38%) にイソトレチノイン曝露後の骨端線早期閉鎖が認められました。
さらに文献レビューで8人の追加症例が確認され、合計11人について検討されています。
これら11人のイソトレチノイン曝露期間は、
中央値6.5~7.625年、範囲2~14年
と、ニキビ治療として一般的に行われる治療期間よりもはるかに長いものでした。
また、この研究では、思春期前の成長板がより影響を受けやすい可能性が指摘されています。
したがって、「すべての成長期の患者が同じリスク」というわけではなく、特に思春期前の低年齢で、長期間・高用量の投与を受けるケースでは注意が必要 と考えられています。
5.骨端線が早く閉じると、必ず低身長になるの?
いいえ、必ずしもそうではありません。
骨端線早期閉鎖の影響は、
-
どの骨の成長板が閉鎖したか
-
どの程度早く閉鎖したか
-
左右差があるか
-
残りの成長期間がどの程度あるか
-
閉鎖した範囲がどの程度か
などによって異なります。
成長板の一部だけが障害されると、身長だけではなく、骨の変形や左右差につながることもあります。
実際に、神経芽腫に対するイソトレチノイン治療後に、脛骨の成長板に骨性架橋(bone bridge)が形成され、O脚(genu varum)を生じた9歳男児の症例も報告されています。
したがって、骨端線早期閉鎖は「身長が少し低くなる」というだけの問題ではなく、非常にまれではあるものの、骨格の成長そのものに影響する可能性がある副作用として認識されています。
6.では、実際に「最終身長」は低くなるのでしょうか?
ここについては、近年非常に重要な研究が発表されています。
従来の研究の多くは症例報告や小規模な研究であり、「イソトレチノインを使用した人が最終的に何cmになったのか」を大規模に調べたデータは十分ではありませんでした。
しかし、2025年以降、この点を直接検討した研究が報告されています。
7.2025年の研究:一時的に成長速度は低下したが、最終身長には差がなかった
2025年にJournal of the American Academy of Dermatologyに掲載された研究では、Rochester Epidemiology Projectのデータを用いて、15歳未満でニキビ治療を開始した患者を対象に、イソトレチノイン治療後の身長を検討しました。
対象は、
-
イソトレチノイン群:226人
-
経口抗菌薬群:1,179人
でした。
18歳時点の最終身長を比較したところ、 −0.67 cm の差でしたが、95%信頼区間は −2.21~+0.87 cm であり、統計学的に有意な差はありませんでした。
つまり、 イソトレチノインを使用した患者の最終身長が明らかに低い、という結果ではありませんでした。
8.一方で「身長の伸びる速度」は低下
この研究には重要なポイントがあります。
最終身長には有意差がなかった一方で、イソトレチノイン開始後の 身長増加速度 は、対照群と比較して低下していました。
イソトレチノイン開始後の身長増加速度の群間差は、 −0.12 cm/月 (95% CI −0.21~−0.04、P=0.005) でした。
さらに、投与前と投与後の身長増加速度を比較すると、 −0.31 cm/月 (95% CI −0.54~−0.07、P=0.011) の低下が認められました。
これは、「イソトレチノイン治療中に、一時的に身長の伸び方が鈍くなる可能性がある」ことを示唆する結果です。
しかし重要なのは、その後の18歳時点の最終身長には有意な差が認められなかったことです。
つまり、内服中の一時的な成長速度の変化はあるものの、最終的な成人身長の低下はみられなかったということです。
参考文献:
Xu KK, et al. The effect of isotretinoin treatment for acne vulgaris on height in adolescents: A retrospective cohort study using the Rochester Epidemiology Project. J Am Acad Dermatol. 2025.
9.2026年には約38万人を対象とした大規模研究 成人時の身長低下はなし
さらに2026年には、より大規模な研究がJAMA Dermatologyに掲載されました。
Schmidtらはデンマークの全国的なデータベースを利用し、379,196人を対象として、思春期のイソトレチノイン使用歴と成人身長との関連を調査しました。
男性は、368,338人で、そのうち 16,739人(4.5%) がイソトレチノイン使用者でした。
女性は、 10,858人で、そのうち278人(2.6%)がイソトレチノイン使用者でした。
成人身長の平均は、
-
男性:約180.4 cm
-
女性:約168.3 cm
でした。
イソトレチノイン使用者と、ニキビ治療歴のない対照群を比較した結果、調整後の身長差は、
男性 +0.31 cm(95% CI:+0.20~+0.41 cm)
女性 +0.25 cm(95% CI:−0.47~+0.96 cm)
でした。
いずれも、研究であらかじめ設定された「臨床的に意味のある差」である5 cm以上には遠く及びませんでした。
さらに、
-
イソトレチノインを開始した年齢
-
累積投与量
-
成人身長が著しく低い状態(stunting)
などについても検討されましたが、イソトレチノインによる成人身長低下を示す結果は認められませんでした。
この研究は、現在あるエビデンスの中でも特に規模の大きい研究です。
参考文献:
Schmidt SAJ, et al. Isotretinoin Treatment in Adolescence and Adult Height. JAMA Dermatol. 2026;162(7):685-691. doi:10.1001/jamadermatol.2026.1197.
10.2026年には別の大規模研究でも同様の結果 小児のニキビに対するイソトレチノイン使用は、成人身長に意味のある影響と関連しない
さらにColeらは、TriNetXのデータベースを用いて小児・思春期のニキビ患者を調査しました。
その研究タイトル自体が、“Pediatric isotretinoin use for acne is not associated with meaningful effects on adult height”(小児のニキビに対するイソトレチノイン使用は、成人身長に意味のある影響と関連しない)
となっています。
この研究でも、ニキビに対する小児期・思春期のイソトレチノイン使用と、成人身長の臨床的に意味のある低下との関連は認められませんでした。
この研究と、2025年のRochester Epidemiology Projectの研究、2026年のデンマーク全国研究を合わせると、
「思春期のニキビ治療としてイソトレチノインを使用すると、最終的な成人身長が低くなる」という仮説は、現在の大規模な疫学研究では支持されていない
と考えるのが妥当です。
11.では「骨端線早期閉鎖」と「最終身長低下」は矛盾しないの?
一見すると、「骨端線が早く閉じる症例がある」のに、「成人身長は低くならない」というのは矛盾しているように見えます。
しかし、実際には矛盾しません。
理由として考えられるのは、
① 骨端線早期閉鎖そのものが非常にまれ
骨端線早期閉鎖の報告は存在しますが、通常のニキビ患者の大多数に起こるわけではありません。
② 報告された症例には特殊な患者が多い
特に小児がん患者では、
-
非常に若い年齢
-
長期間の投与
-
比較的高用量
など、通常のニキビ治療とは異なる条件があります。
③ 成長速度が一時的に低下しても、最終身長が低くなるとは限らない
2025年の研究では、実際に身長増加速度の低下が認められましたが、18歳時点の身長には有意差がありませんでした。
したがって、 「一時的な成長への影響」と「最終的な低身長」は分けて考える必要があります。
12.現在の医学的なエビデンスを整理すると
| 項目 | 現在の医学的評価 |
|---|---|
| 成長板に作用する可能性 | あり |
| 骨端線早期閉鎖の症例報告 | あり |
| FDAへの18歳未満の骨端線早期閉鎖報告 | 41件 |
| ニキビ治療量での症例報告 | あり。ただし非常に少数 |
| 高用量・長期間の投与 | より注意が必要 |
| 思春期前の患者 | 特に慎重な判断が必要 |
| 治療中の身長増加速度 | 一時的に低下する可能性あり |
| 最終成人身長の低下 | 現在の大規模研究では証明されていない |
| 「イソトレチノインで身長が止まる」 | 一般化できない |
| 骨端線早期閉鎖の可能性を完全否定できるか | できない |
13.イソトレチノイン治療中、身長について何に注意すればよい?
現在のエビデンスから、一般的な思春期ニキビ患者全員に対して、骨年齢の測定やMRIなどを定期的に行うことを推奨する根拠はありません。
一方で、診察時には、
-
身長の推移
-
成長曲線
-
成長速度
-
膝や股関節などの持続的な関節痛
-
四肢の変形や左右差
などを確認することは重要です。
特に、「治療開始後に身長の伸びが明らかに悪くなった」あるいは「原因不明の持続する膝痛・関節痛がある」
といった場合には、単なる一般的な副作用として片付けず、必要に応じて小児科、小児内分泌科、整形外科などへの相談を検討します。ただし、これは「イソトレチノインを使用する患者全員に画像検査が必要」という意味ではありません。
14.高用量・長期間の治療と、一般的なニキビ治療は分けて考える必要があります
イソトレチノインの骨への影響を考える場合、投与量と投与期間は重要なポイントです。
過去の骨端線早期閉鎖の報告には、 0.5 mg/kg/day~3.5 mg/kg/day という幅広い投与量が含まれています。
特に小児神経芽腫患者の報告では、数年にわたる長期間の投与が行われていました。2020年の研究では、骨端線早期閉鎖を認めた11例のイソトレチノイン曝露期間は2~14年でした。
一方、一般的なニキビ治療では、通常はこれほど長期間にわたる連続投与は行いません。
したがって、
「小児が長期間・高用量でイソトレチノインに曝露された研究」と「思春期のニキビに対して一定期間治療するケース」は、同じ条件として扱うべきではありません。
この点を区別することが、イソトレチノインと身長の問題を正しく理解するために重要です。
15.最も重要なのは「リスクゼロ」とも「身長が止まる」とも言い切らないこと
イソトレチノインと身長については、両極端な説明は適切ではありません。
「イソトレチノインは身長に全く影響しない」という説明は、骨端線早期閉鎖の症例報告が存在することを考えると正確ではありません。
一方、
「イソトレチノインを飲むと身長が伸びなくなる」という説明も、2025~2026年の大規模研究の結果とは一致しません。
現在のエビデンスに最も忠実な説明は、
イソトレチノインには、非常にまれながら骨端線早期閉鎖などの骨格への影響が報告されています。一方、思春期にニキビ治療として使用した患者を対象とした近年の大規模研究では、最終的な成人身長が低下することは確認されていません。
というものです。
まとめ:イソトレチノインで身長が伸びなくなるのか?
現在の医学的な結論として、「イソトレチノインを服用すると身長が伸びなくなる」と考える根拠はありません。
2025年の研究では、イソトレチノイン治療後に身長増加速度が一時的に低下する傾向が認められましたが、18歳時点の最終身長には有意差がありませんでした。
さらに2026年には、379,196人を対象としたデンマークの大規模研究で、思春期のイソトレチノイン使用と成人身長低下との関連は認められませんでした。男性では対照群より平均0.31 cm高く、女性では0.25 cm高い結果でしたが、いずれも臨床的に意味のある差ではありませんでした。年齢や累積投与量による解析でも同様の結果でした。
一方で、骨端線早期閉鎖そのものは非常にまれながら報告されており、特に思春期前の低年齢、高用量、長期間の治療では注意が必要です。
したがって、現在のエビデンスを総合すると、
「リスクはゼロではない。しかし、通常のニキビ治療としてイソトレチノインを使用することで、最終的な成人身長が低くなることを示す根拠は、現在のところ認められていない」
というのが、最も妥当な結論です。
イソトレチノインの使用を検討する際には、ニキビによる瘢痕やQOLへの影響、治療効果、副作用、年齢や成長段階などを総合的に考慮し、相談したうえで治療方針を決めることが重要です。
主な参考文献
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Alazawi S, Hendriksz T. Analysis of the effects of isotretinoin on the premature epiphyseal closure in pediatric populations: a literature review. J Osteopath Med. 2021;122(1):45-53. doi:10.1515/jom-2021-0108.
-
Duvalyan A, et al. Premature epiphyseal growth plate arrest after isotretinoin therapy for high-risk neuroblastoma: A case series and review of the literature. Pediatr Blood Cancer. 2020;67(8):e28236. doi:10.1002/pbc.28236.
-
Xu KK, et al. The effect of isotretinoin treatment for acne vulgaris on height in adolescents: A retrospective cohort study using the Rochester Epidemiology Project. J Am Acad Dermatol. 2025.
-
Cole HY, Barbieri JS, Shen LY. Pediatric isotretinoin use for acne is not associated with meaningful effects on adult height: A retrospective cohort study using TriNetX. J Am Acad Dermatol. 2026;94(4):1219-1221. doi:10.1016/j.jaad.2025.11.054.
-
Schmidt SAJ, et al. Isotretinoin Treatment in Adolescence and Adult Height. JAMA Dermatol. 2026;162(7):685-691. doi:10.1001/jamadermatol.2026.1197.
-
DiGiovanna JJ. Isotretinoin effects on bone. J Am Acad Dermatol. 2001.
