インフルエンザ予防接種
インフルエンザ予防接種のお知らせ
当院では、インフルエンザワクチンの接種を開始しております。
インフルエンザは毎年冬に流行し、発熱・頭痛・関節痛などの強い全身症状を引き起こすことがあります。
重症化を防ぐためにも、毎年の予防接種が大切です。
接種について
- 接種料金:3,300円(税込・自費)
- 対象年齢:13歳以上の方
- 公費助成(65歳以上の方など)には対応しておりません。
- 在庫がある場合は予約なしでも当日接種可能です。
ご希望の方は、事前に予約ください。
在庫が無くなり次第受付終了となります。
早めの接種で、安心して冬をお迎えください。
ワクチンの効果について
接種してからおよそ2週間後に十分な免疫がつき、効果は1か月後をピークに約5〜6か月間持続するとされています。
そのため、12月〜2月の流行シーズンを見据えて、10〜11月中の接種がおすすめです。
アメリカCDC・イギリスNIH・日本厚生労働省でも「生後6か月以上のすべての方が、毎年のインフルエンザ予防接種を受けることを推奨」としています。
特に以下の方は、合併症のリスクが高いため、早めの接種をおすすめします。
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6か月以上5歳未満の方
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65歳以上(または50歳以上)の方
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慢性呼吸器疾患(気管支喘息、COPDなど)のある方
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心臓・血管系疾患のある方(高血圧のみを除く)
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糖尿病・肝臓・腎臓などの疾患がある方
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神経・筋疾患、免疫抑制状態の方
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妊娠中の方
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長期療養施設の入所者
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著しい肥満のある方
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アスピリンの長期内服中の方
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がん疾患のある方
妊娠中の接種は、母体および新生児の感染予防効果が確認されており、安全性も確立されています。安心してご相談ください。
2025年度の流行予想
WHOの流行予想に基づいて2025年度のインフルエンザワクチンは3価ワクチンとなっています。
インフルエンザHAワクチン製造株:
・A型株:A/ビクトリア/4897/2022(IVR-238)(H1N1)、A/パース/722/2024(IVR-262)(H3N2)
・B型株:B/オーストリア/1359417/2021(BVR-26)(ビクトリア系統)
よくあるご質問(Q&A)
Q1. いつ接種するのがよいですか?
A. 接種後、十分な免疫がつくまでに約2週間かかります。
効果は約5〜6か月持続するため、10月〜11月の接種が最も効果的です。
流行が始まる12月以降は、ワクチンが品薄になることもありますので、早めの接種をおすすめします。
Q2. 副反応はありますか?
A. 接種部位の赤みや腫れ、軽い発熱、倦怠感などが見られることがありますが、多くは数日で自然におさまります。
まれにアレルギー反応(アナフィラキシー)を起こす場合もありますので、接種後30分は院内または連絡が取れる範囲でお過ごしください。
Q3. 接種できない場合はありますか?
A. 以下の方は、接種を見合わせていただく場合があります。
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明らかに発熱(37.5℃以上)がある方
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重篤な急性疾患にかかっている方
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過去にワクチン成分でアナフィラキシーを起こした方
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医師が不適当と判断した場合
Q4. 慢性疾患がありますが接種できますか?
A. 心臓・腎臓・肝臓疾患などをお持ちの方、喘息などの持病のある方は、かかりつけ医師とご相談のうえで接種可能です。
必要に応じて、体調に合わせた時期をご案内します。
接種後の注意事項
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接種後30分程度は、体調の変化に注意しましょう。
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当日は入浴しても構いませんが、注射部位を強くこすらないようにしましょう。
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激しい運動や大量の飲酒は避けてください。
ご予約・お問い合わせ
接種をご希望の方は、webより予約ください。在庫がある場合は、予約なしでも当日接種可能です。
早めの接種で、安心して冬を迎えましょう。
